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講習会のご案内

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2021年度スポーツ救命ライセンス講習会

講習会のご案内

2022年02月14日

平素より、当協会事業に多大なるご支援・ご協力を賜り誠にありがとうございます。
2022年2月6日(日)、根塚整形外科・スポーツクリニックにて、「2021年度スポーツ救命ライセンス講習会」が開催されました。
スポーツ現場での突然死を防ぐため、CPR(心肺蘇生法)や自動体外式除細動器(AED)の正しい使用方法を学び、救命方法を身に付けることを目的とする。また、スポーツ現場で起こることが多い事象を把握し、適切な対処ができるようにする事を目的とし、午前は講義、午後は実技というカリキュラムで実施され約15名の方にご参加いただきました。

日本サッカー協会は、ピッチ上の選手の安全を守ることを第一とした「スポーツ救命ライセンス講習会」と簡易救命講習会である「JFA+PUSHコース」を2017年から実施しており、「スポーツ救命ライセンス講習会」は、(公財)日本スポーツ協会(JSPO)公認アスレティックトレーナーが資格更新のために保有しなければならないBLS(Basic Life Support:一次救命処置)資格取得のための講習会として認定されています。

講師は、関西医療大学の古家信介教授(一般社団法人大阪府サッカー協会 スポーツ医学委員会)と富山県サッカー協会 根塚武会長がつとめられました。
午前中は、心肺蘇生法や脳震盪、熱中症などの講義を行い、午後からは実技が行われました。

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まずは、人形とAEDを使用しての実技でした。3つのグループに分かれての実施となりました。胸骨圧迫とAEDの使い方をグループ内で役割分担を行い声をかけあい実施されていました。
またコロナ禍での救命措置法や女性の場合など、状況に応じての対応も教えていただきました。

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続いてバックボードの使い方の実技です。実際に参加者の方がひとりずつ仲間にバックボードに固定してもらい搬送するまでが行われました。
バックボードへの固定する際も、頭部をしっかり保持して行う事や、嘔吐した場合に対応できるための固定の方法や、横にしてもボードから落ちないようにしっかり固定する事などを実技指導いただきました。

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日本サッカー協会医学委員会(JFAサイト)

富山県内は雪がひどい日となりましたが、ご参加いただいた皆様、足元の悪い中ご参加いただき誠にありがとうございました。
講師の古家先生も富山にお越しいただき誠にありがとうございました。

医学委員会の皆様、関係者の皆様、準備から当日の運営までお疲れ様でした。