お知らせ
- 審判
【Report】富山県女子審判トレセン
2023年01月30日
2023年1月28日(土)、日医工スポーツアカデミーにて「富山県女子審判トレセン」が開催されました。
国際女子副審として、アテネオリンピックなどでも審判員として参加された鮎貝志保さんを講師としてお招きし、実施されました。
富山県内で活動している女子サッカーチームの選手の皆さんなど約40名が参加し、午前は講義、午後は実技を行いました。
今回の研修では特に「副審」について重点を置いての研修となりました。
午前中の講義では、審判員のイメージを参加者に聞いたところ「怖い」「厳しい」などの声があがっていましたが、鮎貝さんより審判員は「選手が最高のパフォーマンスを発揮できるように選手の一番近くでサポートする事が役割」「感動を届ける2つのチームを支える3つ目のチームが審判員であり同じ目標に向かって協力しあう存在」であるという事を、映像やクイズを交えながら参加者に伝えていただきました。参加者も積極的に質問に答えてくれていました。
講義の途中には、選手にとっても使える「集中力を戻す」トレーニングを紹介いただきました。
午後は、アリーナに移動して、実技の研修を行いました。
実技では、フラッグの上げ方、下げ方から行い、上げる時は自信を持ってあげる事、下げる時は、一気に下げるのではなく、余韻をもたせて下げる事、そうすることで主審にも伝わりコミュニケーションが取れる事などを教えていただきました。
上げ下げの練習の際には、カードを使いながら、鮎貝講師の上げるカードの色で、スローインなのかオフサイドなのかを判断してフラッグをあげる練習も行いました。
また、参加者が選手役となり、実際にボールを使いスローインやオフサイド、ゴールキックとコーナーキックの判断などを実践的に行いました。
「審判員も楽しんでやることが一番大切」と講師より伝えていただいた通り、参加者は研修の間も声を出しながら、笑顔があふれる講習会となっていました。
最後には参加者全員で笑顔で集合写真を撮影して終了となりました。
講師の鮎貝志保さん、雪の中、宮城より富山にお越しいただき貴重なお話を富山県内の女子審判員にお伝えいただきありがとうございました。
参加者の皆さん、一日研修会お疲れ様でした。
富山県審判委員会の皆さん、準備から当日の運営までお疲れ様でした。
富山県では、まだまだ女子審判員が少なく、一緒に活動をしてくださる方をいつでもお待ちしております。
審判員に興味がある方はいつでも富山県サッカー協会までお問い合わせください。
研修会の様子は、「キックオフ富山」でも放送されました!