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【重要】熱中症予防・暑熱対策に関する注意喚起

2023年07月28日

平素より、当協会事業に多大なるご支援・ご協力を賜り誠にありがとうございます。
富山県内においても、30度以上をこえる猛暑日が続いております。
県内における 大会等の事業におきまして、熱中症ガイドラインを遵守し、必要な対策を講じながら関わる皆様の「命を守る」活動を行ってください。
また、登録チームの皆様においても、チーム活動においては資料を参考にしていただき活動を行ってください。

暑熱対策に関する注意喚起

(1) WBGT 値の上昇が予測される時期に開催する場合は、以下のとおり前日や当日に大会形式を速やかに見 直すことができるよう準備してください。

  • キックオフ時刻を早める又は夕方の時間帯に変更する(夕方の時間帯は雷の影響を考慮する)。
  • 大会要項等に定められた競技時間を短縮する(競技時間を短くする)。
  • 競技時間内に勝敗が決しない場合は延長戦を行わず PK 方式等により次回戦進出チームを決定する。

(2) 上記の取り組みを行った上で、選手、審判員、関係者及び観戦者に対して以下のような設備等を手配 してください。

  • テントや噴霧器、扇風機の設置、クーラーがあるロッカールーム・諸室の手配
  • 医師、看護師、BLS(一次救命処置)資格保持者等の常駐
  • 救急病院の確認、消防隊員の待機や医療機関との連携
  • 観戦者向けの休憩施設や日除け設備、飲料販売、場内アナウンス

(3) 選手、スタッフ、審判員及び観戦者の皆様の命と健康を守るため、状況に応じてガイドライン以上の 対応(※)が必要な場合は、柔軟なご対応をお願いいたします。その際には、事前に当該チームや審判員と十分な確認、共有をした上で進めてください。 なお、会場の状況によっては大会及び試合の中止や延期等について躊躇なく判断してください。

※ 飲水タイムやクーリングブレイクの時間、回数を増やす ベンチ内でスポーツドリンクが飲める環境(地面にシートを敷く等)を整える 試合中に身体を冷やせる氷嚢等の準備、ハーフタイムの延長、緊急対応用に氷、 スポーツドリンク、経口補水液を十分に準備 等

 

参考資料

熱中症ガイドラインについて

熱中症ガイドラインについて(FAQ)

環境省 熱中症予防情報サイト

 

参考ページ

暑熱対策・水分補給(JFA.jp)

フィジカルフィットネスプロジェクト(JFA.JP)

 

 

夏季期間の活動において、暑熱対策などで、不安や相談されたいことがありましたら、いつでも医学委員会にご相談ください。