9月20日(水)に滑川市屋内運動場『KENKO DOME』にて、滑川市中学校教育研究会保健体育部会の講師として、山口直哉 FAコーチが参加しました。
滑川・早月中学校サッカークラブの生徒13名を指導しているところを、サッカー専門・サッカー専門外の
先生方が見学し、中学生に対するサッカー競技の技術向上のための指導に必要な事を目的に実施しました。
まず、アイスブレイクで5人一組に分かれて、9マスの中でジャンプをしながら、中心にいる選手がジャンプで移動するタイミングでマスを移動するゲームを行いました。中心にいる選手がどこに移動しようとしているか、よく観ること、予測ということを伝えました。
楽しくワイワイしながら、最初は中心の選手の移動場所と重なる選手がたくさんいましたが、回を重ねるごとに、重なる事が少なくなり、観る事や予測ということは、出来てきていました。
他には4人一組で全員がボールを持ちながら、同時にボールを回すゲームをしたり、観ることやコミュニケーションをとることを伝えました。
その後は、サッカーの基本的なキック、インサイドキック、インフロントキック、インステップキックなどを対面式で行いました。
ボールを蹴る際に足のどの部分にあたっているのか意識しながらキックすること、上手くいかないときには理由があるから、自分で色々と蹴り方を工夫することなどを指導しました。
最後は、3ヶ所に分かれて、3対1のボール回しを行いました。
ここでは、中のDFの位置をよく観ること、その場で突っ立ってばかりでは無く、DFがボールを取りにくい場所にポジションを取ること、足元にボールを止めることばかりでなく、ボールを動かすことも必要と指導しました。
ゲームまで出来れば良かったのですが、選手は意欲的に取り組んで頂き、1時間強の時間はあっという間でした。
サッカーの基本的な技術の指導でしたが、これから成長するには重要な事です。
今後のサッカーの活動に活かしていって頂ければ幸いです。
最後に今回このような場にお招き頂きました滑川市中学校教育研究会体育部会の皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。